私の健康法、参考文献と魔法の「背中クールタイ」 |
汗の悩みを解消しようと考案して商品化した背中クールタイですが偶然にも背中にある褐色脂肪
細胞を寒冷刺激すると脂肪を燃やすことを発見してしまいました。
科学的根拠が無ければ受け入れ難い世の中ですが、人間には生まれながらにして持っている
治癒力、恒常性の体熱調整をすることで生きてきました。その体熱調整を促し効果が出ます。
基礎代謝は夏より冬のほうが消費カロリーが多いのは体熱を作るのに脂肪を燃やしているのは
学者をはじめ周知の事実です。
マウス実験をヒントに私が褐色脂肪細胞のある部位背中を寒冷刺激して脂肪が燃えて痩身差を
確認(痩せたと推察)したのも科学的根拠がないけど事実です。
脂肪を燃焼して体を温めれば基礎代謝が高まり痩せやすい体質になるという予期せぬ現象に
出合い体に良いことがいろいろ分かってきました。
サプリメントとの大きな違いは着けて背中の寒さを感じて交感神経が反応して30分の運動後に
効果が即実感できることです。
ヒポクラテスは「自然こそが最良の医者である」という方法論を提示した。つまり、医者の主たる
役割というのは身体が持つ自然に治癒しようとする性質をたすけることなのであり、医者は身体の
働きを観察し、治癒的な性質の妨げになっているものを取り除くことによって、結果として身体は
それ自体で健康を取り戻す、と述べています。現在西洋医学でも医薬品の処方や手術を行うが
最後は、十分な休養をとり、生命力を高めて治癒力を働くようにしてやることで治癒しているので
ある。と述べています。参考文献Wikipedia自然治癒力より
健康寿命を伸ばす活動に取り組んでおり、下記の参考文献と魔法の「背中クールタイ」の関係を
まとめて見ました。
考案した背中クールタイですが環境下に置いて衣服を纏って温度の安定している背中に冷気を
入れることで体を温めようと交感神経が反応して脂肪を燃焼することで寄与できると思っています。
全く新しい発想の褐色脂肪細胞を寒冷刺激して活性化する方法です。
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健康寿命を伸ばすのに役に立つ背中クールタイ |
寒冷刺激の体温維持には熱産生遺伝子の高次構造変化が必須
東京大学先端科学技術研センター
私たちヒトや哺乳動物は、急速な環境の変化に瞬時に反応し、命を守る仕組みがあります。
例えば、体が寒冷環境に置かれると、中枢でこれを感知し、交感神経からの刺激によって、
熱産生を専門に行う褐色脂肪組織で迅速に熱が産生され、低体温になることを防ぐ。
同研究グループはこれまで、核内で遺伝子DNAのメチル基を除去するJMJD1Aタンパク質を
欠損したマウスが低体温に陥ることを明らかにしていたが、その仕組みは分かっていなかった。
同研究ではまず、質量分析解析から、交感神経から寒冷刺激を受けた核内のタンパク質
「JMJD1A」の265番目のセリン残基がリン酸化されることを発見した。このアミノ酸をアラニンに
置換し、リン酸化されない変異体JMJD1Aを褐色脂肪細胞に発現させると、寒冷刺激で誘導され
る熱産生遺伝子群の発現誘導が著しく低下し、褐色脂肪細胞での熱産生が低下した。
さらに、質量分析解析から、このリン酸化が引き金となって、「遺伝子の高次構造を変化させる
複数のタンパク質群(SWI/SNF)」や「褐色脂肪細胞の機能に重要な核内受容体(PPARγ)」と
複合体を形成することが分かった。この複合体が、「長距離DNAルーピング」と呼ばれる遺伝子の
高次構造変化を起こすことで、熱産生・エネルギー消費を制御していることが分かった
これら一連の変化は、数分から十数分の速さで起こり、熱産性に関わる遺伝子の発現を
急速に促すという。同研究成果は、JMJD1Aタンパク質を標的とした、低体温症や熱産生・
エネルギー消費が低下して起こる肥満のための新規治療法や予防法にもつながるとしている。
(東京大学先端科学技術研究センター代謝医学分野の酒井寿郎教授、稲垣毅特任准教授
、阿部陽平特任研究員らの研究グループによるもの。2015年5月15日発表)
なお、同研究は、2015年5月7日に国際科学誌「Nature Communications」オンライン版に掲載された。
熱産生を専門に行う褐色脂肪組織で迅速に熱が産生される高次構造変化が数分から
十数分の速さで起こるのであるから、背中クールタイを着けて寒冷刺激すると効果は
期待できます。運動時に着けて体が温まるまで20分~30分を推奨しているのです。
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脳科学が証明したボケない秘訣
瀧靖之 東北大学加齢医学研究所教授
文芸春秋睡眠、運動、趣味・・・・・認知症は予防できる時代に
「将来認知症になる確率の高い脳」が画像上の変化でわかる可能性が出てきたようです。
全世代の脳全体を見てきた医師が脳の一生をトータルな視点で研究されています。
脳はどのように「老化」するのでしょう。
生後数か月から1~2歳頃までに、脳の後ろ側にある、物を見る機能を持つ「後頭葉」と、音を聞く
機能のある「側頭葉」の発達が始まります。人間にとって最も基礎的な機能を持つ部分がある
程度発達すると、運動機能からコミュニケ―ションなど、人間らしい高度な機能を担う「前頭葉」が
成長してきます。こうして一人前の脳として完成するのは12歳前後の思春期を過ぎたあたりのころ。
ところが、せっかく完成した脳は、いつまでも完成形を留めておくことをしません。
できたそばから老化が始まるのです。
脳の老化は「萎縮」という言葉で表現されます。若い人の詰まった脳が最も成熟した時期で老化が
進むにつれて萎縮し、隙間の面積が次第に増えていきます。成長とは逆に前頭葉から萎縮が始まり
徐々に後方へと進んでいき、側頭葉を経て最後は後頭葉まで隙間の割合が大きくなっていくのです。
この「萎縮の個人差」こそが将来の認知症になるリスクの大小を見分ける決め手ということができる
のです。
認知症に限らず、病気の予防は三段階で、健康なうちから対策を講じることで発病その
ものを未然に防ぐ「一次予防」、早期発見の「二次予防」、病気を進行させない「三次予防」です。が
認知症は「一次予防」の実現が健康寿命に成り立つのです。
「質の高い睡眠」・・・睡眠により脳細胞の間を流れている脳脊髄液が老廃物(アミロイドベータという
たんぱく質)を洗い流します。
「食事」・・・バランスのよい食事で地中海料理と日本料理が注目されています。
脳の栄養になるのはブドウ糖ですから「低糖質」は脳の健康という面では「オススメしにくい」というのが
実情です。ご飯やパンを食べなければ脳の働きに影響が出ます。
「メタポリックシンドローム」・・・脳を委縮させるのが研究で分かっています。特に男性は注意が必要です。
肥満の度合い「BMI」の高い人も脳萎縮が見られるので認知機能を低下させる可能性もある、という
指摘もあるようです。言い換えれば、生活習慣病を見直してメタポを防ぐことができれば、脳の委縮を
遅らせることは可能なのだそうです。
脳にいい三つの取り組み
一つ目は「運動」で適度な運動で「少し息が切れる程度の歩行」を「毎日30分以上」行うことで認知症の
リスクを下げることが可能とされています。
もう一つは「趣味や知的好奇心を持つこと」で自分から持つことで積極的に勉強するので、必然的に
脳を使う時間が増え脳を刺激します。興味のあることに熱中すれば何でも構いません。ストレス解消に
なります。出来れば仲間を伴う趣味のが効果的のようです。お勧めの趣味は「旅行」と「料理」で旅行は
計画、実施、回顧の三段階で計画に頭を使うことです。「料理」は冷蔵庫を開けて中を見て、「今あるもの
で何が作れるのか)と考えることです。
背中クールタイは適度の運動に着けるだけでミトコンドリアを燃焼工場に仕立て
溜まる脂肪を熱に変え燃やすことでメタポ対策に効果が期待できます。
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腰痛、毎日3秒で苦痛から解放
松平浩 東京大学医学部付属病院特任教授 文芸春秋
健康寿命の大きな壁になっている腰痛の治療法に、いま大きな変化が起こっている。
NHKスペシャル「腰痛・治療革命」にも出演して反響を呼びました。
腰痛は長らく日本人を悩ませ続けてきました。実は、レントゲンやMRIなどで原因が特定できる腰痛は、
椎間板ヘルニア骨折、がんによるものなどわずか15%にすぎません。残り85%は原因の特定が難しい
「非特異的腰痛」だと言われています。
原因がはっきりした腰痛は、治療法が確立されており、専門医に画像などによる診断を仰ぎ、適切に
治療を受けることが大切になります。
しかし、ぎっくり腰に代表される非特異的腰痛は、現在の画像検査では明確な原因を見極めきれないため、
医師も対処が難しいと言うのが実情でした。マッサージ、コルセットを巻くなど理論的裏付けが乏しい
治療法が蔓延していました。薬、やブロック注射、最終手段としての手術を駆使して、痛みを和らげようと
してきました。ですが腰痛を追及すればするほど実態がわからなくなり迷路に入り込んでしまいました。
そんな時に出合ったのが「非特異的腰痛のためのヨーロピアン・ガイドライン」という世界的に有名な
指針でした。これまで腰痛になったら<安静にする><動かさない>という対処が一般的でしたが、
グローバルでは、適度な運動と、認知行動療法という腰痛や腰を動かすことへの不安や恐怖を克服する
治療こそが大切だと書かれていました。これまでの常識を覆す記述に、医師として“腰痛の森”で迷子に
なっていた私は目から鱗でした。
つらいぎっくり腰であっても「三日以上はベットでの安静を指示すべきでない」、鎮痛剤を短期間だけ
服用しつつ可能な限り動いたほうが、予後がよく、スムーズに回復が望めるというのが常識になりました。
こういった新常識を踏まえ、私が腰痛の方に推奨しているのは、誰にでも簡単にできる
「これだけ体操」と「良い姿勢での早歩き」です。
「これだけ体操」は極端に言えば<身体を後ろへ反らす>だけ。の簡単な動作です。足を肩幅より
やや広めに立ち、手の平をお尻にあて、息を吐きながら骨盤を前へしっかり押し込んで腰を反
せていきます。そして「痛気持ちいい」 状態で3秒間キープ。これだけです。
腰痛予防を目的とする場合は一日に1~2回、慢性腰痛の治療として1セット10回が目安です。
注意点は親指を腰にかけることで腰の上の方を部分的にそらさないこと。そしてアゴを軽く引いた
状態を保ち、膝をなるべく曲げないことを意識して見てください。もし太ももより下の部位に痛みが
響く場合は、神経が刺激されているサインであり、脊柱管狭窄症の可能性があるので体操は中止
してください。
腰痛持ちからの脱却するためには医師や接骨医に依存しないセルフケアが重要です。
私が推奨するのが「良い姿勢での早歩き」です・
良い姿勢とは、足の裏に体重を預けつつ、頭頂部を糸でつられているイメージで力みなく立つこと。
この時に背骨が自然S字を描き、これを“美ポジ”と呼んでいます。この姿勢で早歩きのペースの
目安は、時速5km、横にいる人とギリギリ会話ができるくらいのスピードです。
腰痛からの解放は健康長寿の為に欠かせない要素です。慢性的な痛みに悩まされている人は
これだけ体操と美ポジを意識して早歩きから初めて見てください。
背中クールタイは美ポジの早歩きにヒットして夏は煙突効果で背中の熱溜まりを排出して身体を
冷まし、冬はヒートテックの汗の悩みを解消、さらには褐色脂肪細胞を寒冷刺激をして活性化して
脂肪を燃やしてくれます。
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しわ、 シナモンが若い肌を保つ
高倉伸行大阪大学微生物病研究所教授 文芸春秋
「人は血管とともに老いる」これは19世紀、カナダの医学者であるウィリアム・オスラーが残した
言葉です。彼の言う通り、肌の老化も血管、特に毛細血管の減少が大きく関係していると考えられて
います。毛細血管は全血管の99%を占め、体内の細胞に栄養素や酸素を送り届ける役目を持って
いますが、年齢を重ねるごとに減っていきます。特に40代半ばから急激に減り始め、80代になるまで
に4割も減ると言われています。
毛細血管が減るとどうなるか。細胞に栄養素や酸素が届かなくなり、働きが低下します。その影響を
受けるのが肌なのです。
ではなぜ歳を取ると毛細血管が減ってしまうのでしょうか。
毛細血管は内側にある内皮細胞と、外側の壁細胞の2つの層で出来ています。内皮細胞だけだと血管に
隙間ができ、血管内の栄養分や水分が必要以上に漏れ出てしまうので、外側の壁細胞がそれを覆って
安定した状態を保っています。
抜け毛の原因は
毛細血管の減少は、肌に様々な悪影響を及ぼします、。一つには被皮膚に弾力を与えているコラーゲンを
作り出している線維芽細胞が減少します。これがしわの原因になります。しみも毛細血管が炎症を起こして
いるところに生まれやすい。むくみも、毛細血管から漏れ出た水分や老廃物が溜まることにより発生します。
抜け毛もそうです。毛細血管が消滅して栄養を送れなくなると毛包がつぶれてしまうからです。
ではどうすれば毛細血管の消滅を防ぐことができるのでしようか。
それ「Tie2]を活性化させ、壁細胞と内皮細胞をしっかりと接着させること。実はその働きを「アンジオ
ポエチン-1」二変わってシナモンがしてくれます。
最近は運動も血流量を上げるため、毛細血管に良いことがわかってきました。日ごろから十分な血流が
あると、細胞がお互いにくっつきあって、血流の漏れを防ぎ、健康な毛細血管を生み出してくれるのです。
ランニングはもちろん効果的ですが、激しい運動が難しい方は太極拳のようにゆっくりとした動きでも
いいです。
背中クールタイは身体に寒さを負荷することで褐色脂肪細胞を促して体熱を作るのに脂肪を燃やし体の
隅々まで血流をよくします。
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疲労、 鳥ムネ肉は最強の食事
梶本修身 東京疲労・睡眠クリニック院長 文芸春秋
疲労の原因は、一般的には体内のエネルギーの枯渇と理解されることが多いのですが、
これは間違った認識です。
真の原因は、細胞のサビにあります。肉体的、精神的負荷により、体内で活性酸素が過剰に発生すると、
細胞に参加ストレスがかかり、細胞本来の機能が維持できなくなる。金属が酸でさびるように細胞がサビた
状態になると、私たちは疲労を感じるのです。
ボクシングやスクワットなど激しい運動をすれば別ですが、ジョギングなどの有酸素運動やゴルフや水泳
では、実は筋肉はほとんどダメージを受けません。肉体的負荷による細胞のサビは、筋肉や内臓には
影響を与えないのです。
では、最も細胞のサビの影響を受けるのは何でしょうか。答えは「脳」であり、脳の中でも「自律神経の
中枢」です。自律神経の中枢は心臓や呼吸器などの調整をに担うため、24時間休むことなく様々な
器官に指令を出し続けています。この中枢のサビ、つまり機能不全こそが疲労の正体なのです。
ジョギングによる疲労感、単調な作業、デスクワークの疲労、老化の疲労なのです。
老化にはイミダペプチドが効く
文部科学省が主導た抗疲労プロジェクト」では2003年から20億円かけて、疲労に効果のある食べ物や
薬を探してきました。食品メーカーや製薬会社にも協力してもらい、23種の物質を実験したのですが
脳における「酸化ストレス」に対抗できるものはみつけられませんでした。
そういった中で疲労回復にかなり効果のある「イミダペプチド」が出てきました。ある食品メーカーが
渡り鳥の羽根を動かす筋肉である胸肉に、抗酸化作用のあるイミダペプチドが大量に含まれている
ことに気づいていたのです。
イミダペプチドが多く含まれる食品の代表格は鳥の胸肉です。ほかにはマグロやカツオの赤身にも
豊富に含まれています。一日当たり200mg(鶏ムネ肉100g)とるのが有効であり最低二週間ほどで
抗酸化効果が表れるようです。鳥モモ肉は三分の一、牛や豚は四分の一程度です。
サプリメントは「確証マーク」のついた製品を選ぶのが安心でしょう。
侮れないクエン酸
我々の実験ではイミダペプチドには及ばないものの、コエンザイムQ10、オルニチンも一定の抗酸化
作用が認められましたが、ここで強調しておきたいのがクエン酸です。クエン酸はグレープフルーツっや
レモンといった柑橘類、酢や梅干しなど、“すっぱい”食品に豊富に含まれている有機化合物。昔から
疲労に効くと言われてきました。その効果は侮ってはいけません。
背中クールタイは身体に寒さを負荷することで褐色脂肪細胞を促して体熱を作るのに脂肪を燃やし体の
隅々まで血流を良くします。
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